頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

母上白内障の手術終わりー

家族の誰一人として何も心配すらしませんでしたが、母が先々週と今日に渡って両目の白内障の手術してきました。

眼科は家から5分ちょっと。自分で歩いて行って自分で歩いて帰ってきました。タクシー使う距離でも家族が付きそう距離でもないので。


さぁこれで年末年始いろいろと良く視えるようになるのでしょうか。
「米粒も見えるようになるかもしれんけど、自分の皺もよう視えるようになるな」と言ったら「ほんまやで!」とのこと。

白内障の手術なんて前処置と終わった後の待ち時間が長いだけで、すぐ終わりますからね。するかどうしようか悩むよりさっさとしちゃったほうがいいんですよ。
何もかもよく視えるようにはなりませんが、前よりかはよく視えるようになるでしょう。

母のおもろいところは、命に関わる手術が全く人生で無いこと。
股関節の手術が3回、足の脱臼が1回、目の手術が3回。

誰も何も心配しない、なにせ口が達者なもので。
この先いつまでこのパワフルさで生きるのか。なんせ私より元気です。


いつものNetflixコーナー
・全然全く大丈夫(メキシコ、ドラマ)

見てるこっちが全然大丈夫じゃない。私の頭が硬いのかラストは理解不能。嫁と歯医者の関係が気持ち悪い。可愛い子供の演技力と幼気さに救われる。お勧めしません

・ケータリングクリスマス

軽い軽いすごーく軽いロマンティックラブストーリー。怒涛のようにローンチしてきたクリスマス映画の一つ。歯が浮くようなラストもセリフも更に体まで浮きそうになるくらい軽い。クリスマス気分に浸りたい方どうぞ。

 

・オンリーフォーラブ(ブラジル、ドラマ)

テーマの一つが音楽なのでやたら歌う場面が出てきます。有名プロデューサーに目をつけられた女性が、バンドを取るか自分の即デビューを取るか。それによって彼とギクシャクしてしまい何かとずれる感覚。そしてもうひとり、母を探している素晴らしい才能を持った若い女性。初めは話がだるくて飽きそうになったけど、なるほどなぁのラストでした。

 

・恋をするなら今宵ディナーで(イタリア、映画)

こんがらがるかもしれないので、よくよく見たほうがいいかも。ちなみに私は途中で止めて何がどういうことなのか確かめてしまいました。新婚夫婦が知人を呼び、そこで出会った人が「この人と付き合った場合」と「あっちの人と付き合った場合」の話が並行して進んでいく。だから、あれ?この人と結婚したのでは?とかなっちゃう。発想は面白いけど、もし映画館で観たら後悔しそう。予習があればいいんだけど。

ブリジット・ジョーンズの日記3作目
(イギリス、映画)

多分評判は悪くないと思う、シリーズ通してラブコメ度は高い。だけど3作目は時間を置き過ぎて熟しすぎた感が否めない。ブリジットの顔を見れば自分の顔を見てるようだし。いきなりヒュー・グラントが死んだことになってて無理やり過ぎない?そして、なんで収入の高いイイ男とばかり出会うの?それはダメ女じゃないのよ、ブリジット。

レベッカ(イギリス、映画・リメイク版)

私には珍しいミステリー作品。我儘過ぎる金持ちの付き人の主人公と、妻を亡くした大富豪の男が滞在先で出会ってという話。結婚して旦那の地元マンダレーに戻ると、使用人すべてが何か冷たく違和感を感じ…亡くなった妻の影と謎が~という話なんだけども、私はオリジナルのレベッカを見ていないので比較は出来ません。
使用人のダンバーズ婦人がどこまでもなんか怖いのなんの。

 

・だから君なんだ(スペイン、映画)

うーん…キスをしたら未来が見えるという主人公の男。ある日親友の彼女とキスしたら運命の女性と知ってしまう。そこからのラストがなんやねん、タイトルの伏線回収と言いたいのだろうけど見てる人たぶん全員「( ゚д゚)」となったと思う。見てもいいけど見なくても何ら問題はない。

 

・甘美な裏切り(ブラジル、映画)

婚約者と会社の問題で裁判所に行ったら超イケメンの裁判官がいて、というところでもう大体先が解るよね。独身さよならパーティで婚約者の浮気を知った女性がバチクソ切れてからの何故か裁判官とまた再開して~偶然バイク仲間になって~からのやたらエロシーン満載。一応サスペンスなんだけどとりあえず観るなら一人で観な!

 

ベルファスト(イギリス、映画)

ケネス・ブラナーの半自伝的映画。観る前に「ベルファスト」の作品についてちょっと予習しておくことをお勧め。映画の始まりはカラーなのに本編はほぼモノクロ(戦前の話ではない)。コメディ要素もありながらのシリアスな内容。住民の対立、一家の貧困、お父さんだけが離れてロンドンで仕事をし、奥さんがその間治安の悪い土地で家族を守っていく。祖父母の愛情、劣悪になっていく情勢。いろんな問題を98分でまとめ上げたケネス・ブラナーは凄い!

 

上記の中でのおすすめは文句なくベルファスト。ラスト、彼らの未来に幸あれと思ったけど、ケネスは「イギリスに行った後全然幸せではなかった」ということらしい。そっか、あんな土地でも故郷って特別だよってことかな。

(ここだけの話、主人公のお父さん役がジェイミー・ドーナンなので、いろいろ脳裏にチラついてもう自分が嫌になる、何がってほらあのSM映画のあれだよ、あれ)

 

 

 

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