頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

はつはる

あけましておめでとうございます。
元日から日本列島が大揺れで、大変な災害になってしまいました。
実は私の友人が二人、石川県七尾市能登島に住んでいます。

一人はご夫妻、一人は独居(なのだと思う)。
2005年、今はもうないYahooブログでの繋がりの友人です。

ご夫婦は元は別の場所に住んでいたのですが、素晴らしい移住先を探し続けたのちにその地を見つけ、そこで生き生きと暮らしていたようでした。日頃から能登のあたりは小さな地震も多いので、たまに心配にはなっていましたが、いつもネット上で明るいことばかり書いている彼女でしたので何も心配はしておりませんでした。

ただ今回は流石に震度7。そして一人は家の目の前が日本海の荒波という環境です。どうしたものか、こちらから連絡をするのは、いちばん重要なライフラインスマホの電池を減らすので控えておりました。

2日の朝方にFacebookに長文の無事である旨の投稿が載ったので、ようやく安堵しているところです。もう一人の友人も、近くにいるはずなので無事でしょう。
どうやらガスと水道は止まっているようですが、電気は繋がっている模様。
地域の方と励まし合いながら、暫くの間頑張ってほしいところです


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さて年が明けて2024年。実のところ、2023年を認識出来ないまま年を越してしまいました。いつも2022年だと思ってて、ああ、違うみたいな。

 

 

今年も絵本雑誌のMOEの付録「ヒグチユウコさんカレンダー」を手に入れたので、早速飾っています。今年で4つ目。展覧会に行ってから、もうずっとヒグチさんのカレンダーです。
難点は日付が小さい。ですから、ほぼ飾りという感じですね。

今年の目標としては「明るいことを・前向きになれることをドンドン考えていこう」ということです。行動に移すというのはなかなかハードルが高い部分があるので、とにかく楽しいことを考えるように。


実は私、51歳で年齢は実に取ってますが、目尻のシワが目立たない。
これ別にお手入れを凄くしてるとか高い化粧品を使ってるとかじゃないんです。顔に表情がない。ずっと無表情なので笑うことも少なく、だから目尻にシワがないんだと。

目が悪いのでよく目を細めます。そしたら眉間にはシワ、ガッツリありますからね。ちゃんと表情を作ればそれなりに顔に刻まれるんだと思うんです。
笑いましょう。笑って死ねる人生を目指しましょう。

後はいい加減に痩せろ。脂肪肝になりつつあると数年前に言われただろと。
膝が痛いだの腰が痛いだのただのデブのせいです。反省。


年明け最初のNetflixコーナー

 

レイルロード・タイガー(中国、映画)
これはNetflixではなく、YouTubeにある「プレシディオチャンネル」という配給会社の公式が期間限定で配信してくれているものです。だから誰でも見れます。
誰でも見れますが、面白さは…。
ジャッキー・チェン主演の映画、比較的最近のもの。中身はいわゆる抗日映画。
それはいいんです、別に日本が悪く書かれようと悪人にされようと、そういうのはどの国の作品にもありますしね。
ただやるならもっとやれ。アクションもストーリーも日本叩きも全部中途半端。ど派手にやれよ、ジャッキーが動けないなら自前のスタントマンを使いまくれよ。爆破のシーンはもっと盛ろうよ。
本編貼っときますので、興味ある方はどうぞ。

 

ベナジルに捧げる3つの歌

アフガニスタン、短編映画)

戦争、内戦、紛争続きで世界の最貧国の一つのアフガニスタン。未だ難民キャンプも多く、そこで日々生活を送る人たち。レンガ作りをしながら、妊娠中の妻との生活を考え、収入のいい仕事につこうと国防軍に入ることを考える若い夫。しかし、危険すぎる任務だから考え直すようにいう親類たち。手っ取り早く稼ぐなら「ケシ畑の収穫」。
本編は22分。彼が彼女に笑いながら口ずさむ歌が、これまた酷い歌詞というか。そんな歌を妻ベナジルに捧げるところから始まって、ラストがあー…。
ドキュメンタリーだから、せめてもこの先の彼らに幸あれと願うしか無い。


・我らの罪を赦したまえ(アメリカ、短編映画)

ドイツのT4作戦について描かれた短編映画。
衝撃の14分。「社会のモラルは子供の扱いでわかる。D・ボンヘッファー」という言葉が最初にクレジットされます。それがすべてです。
T4作戦とはナチスドイツが国内の障がい者安楽死させたり断種させたりしたもの。犠牲者の多くは子どもだったそうです。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから
アメリカ、映画)

アメフト男子に頼まれて、ラブレターを代筆することになった成績優秀なエリー。題材としてはなかなか面白そうだと見始めたんですが、そのラブレターが誌のような文学的要素が多いのがなぜ?と思うとなんか馴染めず、こんなものをやり取りしないと恋に発展しないの?とチョイイライラ。
愛がなにかというのを求めすぎなのか答えを探しすぎなのか。
エリー・ポール・アスター。3人を中心にアメリカの片田舎の風景がのんびりと、でも寂しく映し出される。町から出る人、残る人。
どんな結末でも若いと未来はいくらでも開ける。

エターナル・サンシャインアメリカ、映画)

珍しくジム・キャリーがシリアスな演技、素直にカッコいい。
ジョエルとクレメンタインの恋人同士がバレンタイン前に喧嘩をしてしまう。そして男性ジョエルのもとに「クレメンタインはあなたとの記憶をすべて消し去りました」という謎の手紙が届く。絶望し、彼もまた彼女との記憶を消そうとするも…。
私が馬鹿すぎるのか、時系列が入り乱れて1本で書いてくれないからなんかうまく繋がらない。そこに記憶を消す施術をするラクーナ社の社員も入り乱れて描かれるのでこれはいつのこと?で頭が一杯に。
観る人がいたら、女性クレメンタインの髪の色とパトリックのセリフをヒントに頑張って観てください。私は1度では理解出来なかったので、いつか再挑戦したい。
理解出来たらきっとグッとくるんだろうなと。

 

 

お勧めはなんとも言えないけど、強いて言うならエターナル・サンシャイン。アカデミーの脚本賞も取っていて評価は高いので。