頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

12月の読書メーターのまとめ

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3662ページ
ナイス数:35ナイス

ファースト・プライオリティー (角川文庫)ファースト・プライオリティー (角川文庫)感想
31歳という年齢に31編のショートショート。もうちょっと先が気になる長さで内容を盛り込むのは流石ですね。個人的には「旅」が惹かれたかな~。「庭」も良かったな。「空」にはツッコミを入れたくて、「手紙」には寒気を感じたけれど。
読了日:12月22日 著者:山本文緒
ヒートアイランド (文春文庫)ヒートアイランド (文春文庫)感想
この本の誰に惹かれたかというと、アキじゃなく桃井と柿沢。街のギャングをうえ行く最後、やっぱりなぁと納得。でもギャングに強奪犯にヤクザ。もうダークゾーン過ぎてちょっと疲れた。あんなに殺さなくてもなぁ。あまり銃で簡単に人が死ぬ本は、そこでマイナス印象になる私。でもアキがああなったからには次も読みますよ(笑)
読了日:12月19日 著者:垣根涼介
それでも、警官は微笑う (講談社ノベルス)それでも、警官は微笑う (講談社ノベルス)感想
意外と濃い。物語の展開よりもキャラクターがなかなか良かったなと。潮崎クン、結構好きかも。でもラストの宮田さんがそんなバカなーとテンション下がってしまった。先生、そこはもう少しなんとかしてあげて欲しかった(希望)。次回作はこのコンビじゃないよねぇ?でもこんな林が描く銃社会にはならないように警察には頑張って頂きたいです
読了日:12月16日 著者:日明恩
八ヶ岳の食卓flavours from the forest―簡素でおいしいレシピ、美しく愛しい普通の一日 (カメブックス)八ヶ岳の食卓flavours from the forest―簡素でおいしいレシピ、美しく愛しい普通の一日 (カメブックス)感想
なんで図書館で借りちゃったんだろうと。キッチンの片隅にそっと常備してさっと思いついた時にページをめくるのが似合ってる‥けど文庫本で2000円って何気にレシピ本にしても高いよね。ハーブが全く無いうちには野菜のレシピが助かりそう。著者の添えられた日記が自然を感じさせてくれてレシピに華を添えてますね^^
読了日:12月9日 著者:萩尾エリ子
失踪日記2 アル中病棟失踪日記2 アル中病棟感想
失踪日記が凄くインパクト大だったので、図書館でこの本を見つけ即借り。やっぱり面白い。アル中の人をよく見てたけど大体スリップするんだよね、吾妻さんの禁酒は本当に偉いと思う。入院プログラムからAA・断酒会の様子まで細かいに書かれていて、「病気」だということを勉強させてもらえる。もちろん「甘えきった人」もいるけれど。とにかく情報量に圧倒されます。1滴も飲むことが出来ない私には遠い世界だけど、この本は万人にお勧め出来る良作。大好きな鴨志田譲も最終的には治したよね、治せる病気なんだ!
読了日:12月9日 著者:吾妻ひでお
イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)感想
正直病院での展開がほぼなく、会議室でのエーアイ導入側vs解剖至高側の論争と駆け引きの終止で終わってしまいちょっと物足りない。それはもっと田口先生が白鳥に振り回されて欲しい欲望と何かしら事件が起きないのかなという勝手な願望が空回りしたからですけど‥大体文庫本2冊に分ける量じゃないよねー、1冊にしていいよこれ。しかし会議ってあんな過激なやり取り本当にするんでしょうかね(笑)
読了日:12月9日 著者:海堂尊
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)感想
感想は下巻で
読了日:12月9日 著者:海堂尊
優しい死神の飼い方優しい死神の飼い方感想
(゜゜) ツンデレ犬ではない。ツンデレの私が言うのだから間違いない。最初の方は「ほ~そういう想定なんだ‥」と読みだしていたんだけど、ミステリというか甘いよね。結局どっちつかずって感じで、ごめんなさい私には合わなくて退屈でした。レゾンデートルやブラッドラインが好きだったので、最近ライトノベルばかりの先生が寂しい。本格ミステリを待ちます
読了日:12月3日 著者:知念実希人
火の粉 (幻冬舎文庫)火の粉 (幻冬舎文庫)感想
怖い怖い怖い!!これはサスペンス?ミステリ?いや、ホラーでしょ。「ふんんんっ!」ってこんなに怖い響きかと驚いた。Amazonで徹夜本と見て読んだのだけど、確かにそうだと思った。ジリジリと入り込み、取り入ると排除の辺りから親切・異常者どっちだよー!!ドキドキ。これは全員途中から嫁にエールを贈るでしょう?ねぇ。ラスト駆け足気味だったけど余計さを切った感じで良いと思う。
読了日:12月3日 著者:雫井脩介

読書メーター