頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

2016年1月の読書メーター

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2358ページ
ナイス数:33ナイス

家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)感想
我が家の問題の前の作品ですが本当に面白い。ちょっと長めの短編集だけどもこれどうなの?と思っている間に読み終わってしまう。ロハス嫁とかイライラするけど変に明るい内容ばかり。
読了日:1月30日 著者:奥田英朗
地を這う祈り (新潮文庫)地を這う祈り (新潮文庫)感想
「遺体」等他の著書もいくつか拝読していますが、この本に関しては想像を超えた悲惨さが淡々と載せられておりこの気持ちをどこに持って行っていいのやら解りません。世界には確かにインフラが整っている国ばかりではないけれど、子供達が幼いころから生きる術を身につけていないと生きていけない現実。これが日本という国に生きているとなかなか伝わらない底辺の貧困なのでしょうか。
読了日:1月29日 著者:石井光太
我が家の問題我が家の問題感想
奥田英朗好きなので読んでみた。やっぱり面白いな、短編でも引き込みますわ。でも早く精神科医伊良部先生の次回作読みたいです
読了日:1月26日 著者:奥田英朗
がんフーフー日記がんフーフー日記感想
映画化も知らず今頃のこのこ読了。まずこの本は横書きにしたほうが読みやすい気がします。幸せが来て更に幸せが来てからのジェットコースター。あまりに短い期間での出来事に「ええっこんなにあっさり終わってしまうの?」と感じてしまうけれど、要所要所は重い内容。でも人付き合いって大切なんだなってことも教えられた気がします。
読了日:1月26日 著者:川崎フーフ
警察庁長官を撃った男 (新潮文庫)警察庁長官を撃った男 (新潮文庫)感想
まあ、ガンとしてオウムは我々の起こした事件ではないと主張していたし、Kなる警察官も全く信用ならない点から、別の犯人がいたのはわかる。しかしこの男の素性はなに?私が犯人と言いながら、決定的なことは言わないのは信用性を下げるだけじゃ。結局時効を招いたのは誰だよってね
読了日:1月14日 著者:鹿島圭介
ギャングスター・レッスン (徳間文庫)ギャングスター・レッスン (徳間文庫)感想
期待した第二作。まあアキが一人前になる過程を書くにはあのペースが必要なんだろうけど、車についての記述と銃についてがまどろっこしいと感じてしまい…一作目のスリリングさとスマートさはどこへやら。辛口ですいません
読了日:1月14日 著者:垣根涼介
心に雹の降りしきる心に雹の降りしきる感想
この方の本はじめて読みました。これはハードボイルドなんでしょうか、ミステリーなんでしょうか?前半はちょっとスローペースだけれど、各方面を少しずつ繋いでいき、後半怒涛のスピードでそれが絡まり解かれていく気持ちよさ!エピローグで肩の力がやっと抜ける優しさ、ああよかった、救われた!ロマンスの行方は余り気にならないけれどね(笑)ただ私アタマが悪いので、人物紹介の1ページを入れて欲しいですけど。
読了日:1月6日 著者:香納諒一

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