頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

都知事と筑紫哲也はもはや同じ

あさはかな論議ばっかりであきれ返ってしまう。

先日の石原都知事の意見にはさすがに頭にきたものの、更にそれに

筑紫哲也がいつもの迷論。

今度は「自衛隊が出動すると、防災対策がおろそかに・・」的内容。

程度が低い。

いや、さすがというべきか。

ヘリコプターできては、「まるで温泉場」と言い放ち、くわえタバコで

被災地をみて、学んだモノがこの意見ですか。

だれが自衛隊が出動したら防災意識が下がる論点なんかに視点を

置いているのだ??

自衛隊の出動は結構結構。凄くいい事です。いくらでも活動して

ください。人命救助に欠かせません。

ただ、都知事の言ったように、早かったら2000人助かった等と

いうのは、よそから見た軽い意見。

東京に震度7が来て、どこがどうなってるかわからない、ライフライン

全て寸断。しかも夜明け前・・・とすると??

ああ、今だったらすぐに自衛隊に命令するわな。比較できないわ。

このような時点でまず情報収集することの大変さ、そのなかで自衛隊

要請するのが遅れてしまったことは、確かに問題だけれども、未曾有の

大惨事だったからこそ、上層部に大混乱が起こってしまったのだ。

日頃から訓練と対策を取っていれば・・だったかもしれない。

しかし、地震がほとんど起きない地域の甘さもあった。

自衛隊がすぐ出動しても、何百人も助けられなかったと思う。

全てが手作業での救出だったからだ。

しかも木造家屋、揺れと同時に倒壊。家具、柱・屋根のあらゆるもので

あっという間の時間に圧死された方々がほとんどだったのだ。

しかし、この筑紫哲也の発言をどのように考えたら、そのような例えに

なるのか・・といった『ねらーの板』にも今回は呆れっぱなし。

もともと反筑紫的な人が多く集っているわけだけど、変だよあんたら。

要はね、石原さんは「災害が起きたときは、積極的に自衛隊に救助を

要請していきたい」んでしょ?

筑紫さんは「建物構造など、もっと防災意識に力を入れるべき」なわけ

ですね?

どちらも正論でしょう。地震大国であるわけだし、それ以外の災害

にももっと国民全員が防災意識を高めなければならないのは、私も

そうあるべきと考えます。

お二人は・・揃って変なところで捻じ曲げて考えてそのまま言っちゃう

んだネ。

結論は簡単。石原都知事の発言なんか見識者はスルーでいいのだ。

それにまともに意見を言った筑紫哲也は、元から失言と問題行動の塊

なのだから、もう何も言わないほうがいい。

言うだけ株を下げるよ。もう下がりきってるけどね。

何度も言うけどさ、二人とも兵庫には来ないで下さい。ほんと嫌い。

*被災地のヒトリゴトなので、コメント欄設けません。