頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

バレンタイン?だからゾンビ映画を観た

もう題名からしておかしい。
頭逝っちゃってる系。大丈夫です、統合失調症ではないと言われております。


あ、バレンタインは今年もどなたにも差し上げないので、自分用にこれ。

業務スーパーで売ってる「ラテマキアートチョコ」です。
結構1本が食べごたえのある大きさで11本入り。お値段278円(税別)。

美味しいんですよ、ポーランド製です。でも前は198円だったのに高騰したなぁ…毎年買ってるんですが、これからもっと値上がりするんでしょうね。

話は戻って―――
ずっとマイリストには入っていたのですが、好きなジャンルではないし別に率先して観たいわけでもない。俳優コン・ユはお気に入りだけどそれとこれとは別。

でも配信終了には勝てなかった。

新感染 ファイナル・エクスプレス(韓国、映画)

なんと言いますか、清々しいほどのゾンビ映画。噛まれたらゾンビ化。しかもよろめき型ではなく走ってくる系。
高速列車の中に、駅員の眼をくぐり抜けて乗り込んだ何かしらに感染した女性。その女性が凶暴化し、乗務員に噛みつきそこからどんどん他の乗客に広がっていく。

主人公はファンドマネージャーで仕事ばかりしているソグ。妻とは別居中で日頃娘は母に面倒を見てもらい、いわゆる放置型。誕生日は娘が何が欲しいのかも聞かず既に持っているものをプレゼントし呆れられる。行くと約束していた学芸会も仕事で行かずに寂しい思いをさせている。

娘は釜山にいる母親に会いたいといい、ソグは仕方なく翌日朝一番の高速列車で娘と釜山へ。一緒の電車には出産間近の夫婦、高校生の野球チーム、高速バス会社の重役、高齢の姉妹など和気あいあいとしていた。

が、乗務員がゾンビ化し瞬く間に一つの車両が感染爆発・ゾンビ化。
列車の反対側へ走り逃げ惑う人々。
そこからスピード感あふれる「釜山行きKTX」の地獄模様が凄い!

ちょっと間抜けなゾンビ達。暗い所では獲物を認識出来ない。また扉は開けられない。その2つがちょっとした安堵とスリリングさをプラスしてて、なんか面白い。

自分本位で家庭を蔑ろにしてきたソグが、この非常事態でやっと家族愛に目覚め、体を呈して娘を守り抜き釜山へ届けなくてはと奮闘する。でも助け合ってきた仲間がまた一人、また一人と噛まれてしまう。

救いようのない内容だから最後まで生き残って、釜山へたどり着けたのは誰かぜひ観てください。完全バッドエンドでもないです、ほんの少しの救いはあります。
というか有名だから結構もう観てらっしゃいますよね。

一つだけネタバレを。
重役の高慢なおっさん!貴方はもっとゾンビに埋もれてぐちゃぐちゃに噛み殺されてもよかったのに。

展開が早いというかスピード感のある映画なので、2時間あっという間でした。

原題はTRAIN TO BUSAN」
邦題は新感染=新幹線のおっさんギャグ?


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なにやら続編があるそうですが、ちょっとゾンビはしばらくお腹いっぱいです