やっとこさ文藝春秋に載っていた2作を読み終わった
私はノンフィクションが好きなので、あまり小説を読むことがない
だからなかなか進まない
ちなみに私の枕元にあるのは殺人事件の真実だの検証だのろくなものがない
スクラップ・アンド・ビルドの方だけど、
なんとものんびりとした介護の世界。でも祖父の口癖がはよ死にたい。
娘は冷たく、孫は優しいように見えてなかなか裏があり、主人公の彼女は
やたらと現代っ子。
気がついたら読み終わっていたというか、なんかヒョウヒョウと読めてしまったというか。
世界は重いが文体は軽い。とても読みやすい。
最後が気になるなぁ、娘と父。さてはて・・(^_^;)
火花は、のっけから難しい言葉を並べ立てやがるなぁと。
漫才の話やから簡単なやり取りかとおもいきや、こんな難しいことばっかり考えるの?
なんか小難しい事をあーだこーだ言い合ってる二人の飲み屋とかでの会話と
アホみたいなメールが対照的。
案の定ちょっとだらしない先輩はズルズルダメになっていく
でもそんな先輩の最後が凄くあほらしすぎて、
それからどないなってんやろって。
ただ
ちょっとばかり長い。単行本にするにはあの長さが必要だったかもしれないけど
ダラダラと同じ世界観を書きすぎているかも。
でも決して飽きさせる世界観ではなくて、ドキドキがないそんな感じ
てか又吉直樹、やっぱ頭ええわ。言葉の選びが難しいもん。
惜しいのは、何か何でも漢字にしちゃうところ。
そこはひらがなの方がしっくり来そうやのに~~~って素人がいうてどうするねん(笑)