インドにはまってとある本を読んだ。
それに影響を受け、いろいろとネットで興味本位で彼女について
見てみた。
そこでひとつの言葉に出会った。
「世界には二つ貧しい国がある。一つは物質的に貧しいインド、
もう一つは世界でこれだけ困っている人々がいるのにそのことに
無関心でいる日本である。」
世界の貧困に無関心な日本、こんなに的確な言葉は初めてかも
しれない。
寄付やボランティアという言葉に抵抗がある人も多い。寄付と
聞けば「詐欺?」と疑ってしまうし、ボランティアといわれても
何をすれば言いかわからない。私もその一人。
私は年に1万ほど寄付をしている。でも私からではなく、企業から。
ポイントサイトには、クリック募金というものがあって、広告を
見る事によって、その広告主が私に代わって1円2円をいろんな
団体に寄付してくれる。私の懐は痛むことがない。しかも募金は
流れ作業的に毎日しているだけなので、深く考えたことはなかった。
インドの最大のスラムとまで言われるコルカタで貧困にあえぐ
人々に手を差し延べつづけたマザーテレサ。
今でも多くのボランティアが世界中からマザーハウスに集まるという。
私たちは豊かなようで実は精神的にその反対なのかもしれません。