頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

余命1ヶ月の花嫁

昨日見て書こうかと思ったんだけど、思い出したらビエ~~って

泣きそうなので辞めました。今日は冷静なので。

こちらではあの方の映像が流れたのは初めてになると思います。

いつも別番組をしていますから。

たった少しの迷いが乳房摘出になり、もう一度の受診の迷いが

物凄いスピードでのガンの再発を放置してしまっていることの

重大さ。年齢が24歳ということであっという間の進行だった

のでしょうね。

何がいちばんかわいそうで辛かったかと言うと、ご本人が1年

くらいの命しかない・・って思っていたこと。

それが下された余命は1ヶ月。その違いでした。

確かに余命を本人に告知することでやりたいことをどんどんと

させてあげられたかもしれません。

だけど、11ヶ月の差は本人にどれだけの動揺を与える事に

なったでしょう。お父さんは告知されないことにされましたが

本当に悩まれたと思います。

後1ヶ月。

もし自分が五体満足でも遣り残す事がないくらい精一杯生きると

言うことができるかというと、自信なんてありません。

まして千恵さんは肺が押しつぶされて、呼吸が物凄く辛い状態。

ずっと夜一緒に病室に寝泊りもされていた彼氏と模擬結婚式を

あげられましたが、あのときの千恵さんは全く病気がないような

普通の「花嫁さん」の輝きそのものでした。

前の職業柄、笑顔がとっても素敵でそのまま嫁いで行かれたら

どんなに幸せだったかしら。

また彼女はモルヒネを使うことを拒否して会話を選ばれました。

物凄い激痛だと語りながらも、鎮痛剤のみ服用、処置。

そうやって自分が耐えてでもみんなと会話をしたかった。

あの芯の強さは真似しようと思ってもできることではないです。

みなさんに明日が来ることは奇跡です。それを知っているだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています。

そうブログにかかれていた長島千恵さん。

私たちは今日が、明日があることをもっと幸せに感じなければ

ならないのだ、太陽が昇ってくることを当たり前に思うより

朝がまた明けたことを嬉しく生きるべきなのだと思います。

勝手に転載してごめんなさい、千恵さん。

見られない人のために。mixi模擬結婚式のあとの

日記全文。

↓                ↓

サプライズもいいところ 2007年04月10日23:29

4月5日、写真撮りました。思う存分。

写真撮影だと思ってた私に、とんでもないサプライズがありました。

チャペルで式を挙げました。

神父さんの前で結婚指輪をもらいました。

この式は私側の親族と一部の友人のみで正式なものではないけ

ど、「感激」以上の言葉を知っている方いたら教えてください。

私はありえない感動を味わいました。

DVDもあります。

大量の写真を見たい方は、築地の国立がんセンター中央病院まで☆

みなさんに明日が来ることは奇跡です。

それを知ってるだけで、日常は幸せなことだらけで溢れてます。

mixiに登録されている方は検索にて

「ながしまちえ」というお名前、ニックネーム「りんこ」で彼女の

日記がわかります。