頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

桜・満開 / マイナー作品感想ばかり

 


入学式に合わせたように満開になりました。
枝垂れ桜は一足先に咲いているところもありましたが、殆どがソメイヨシノですから淡い淡い桃色の花。


この週末はお花見の方が多そうですね。
私は寒暖差のアレルギーが勃発して、昨夜は鼻にティッシュを詰めて寝ました。鼻水くしゃみが止まらねぇ。
本当はダメなんだけど、アレルギーの薬を夜1回から、朝晩2回飲んでます。眠気なんて別に変わらないし。あー鼻がむずむずする…( >д<)、;'.・ ィクシッ


歩いていたら、咲き始めの八重桜が。これはもうちょっと先に満開になりそうで、楽しみが増えました!大阪の通り抜けも八重桜の変わった品種が多く植えられてますしね。そろそろ通り抜けの頃合いかな??

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・いつものNetflixのコーナー

・SHEー本当の私ー (インド、ドラマ)

1月に観ていたのに感想を書いていなかった作品。
麻薬組織の摘発のため、売春婦として潜入捜査を命じられたムンバイ署の地味な巡査。女の性を武器に捜査を続けるうちに、知られざる内なる力に目覚めていく。

こんな作品のドラマ、2シーズン。

最初はくっだらなさそうと思ってみていたんですが、意外とサクサク見ていけました。1本の時間が短いのも功を奏してます。

旦那にも「おまえは女じゃない」と罵られ世間からも男性みたいと言われる主人公の警官ブミ。上司に麻薬を売る組織に潜入捜査を命じられ、売春婦として街角に立つ。
相手が怯みそうな眼力や持って生まれた?とっさの機転などで、誰も顔を知らない組織のトップ「ナヤック」に会う。

上司のフェルナンデスがカッコいいので、ナヤックはどれだけさぞいい男と思ったら普通のインド人的風貌で拍子抜け。
ブミが魔性をどんどん身につけていき、男みたいと言われた自分の新たなる部分を知るところがシーズン1って感じかな?


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シーズン2はナヤックがいきなりツルピカになってムンバイに戻ってきてびっくり。そこからまたブミの潜入捜査が始まるも、フェルナンデスが彼女を疑い始める。
1で出てくる彼女の周りの人々を追い詰めていくナヤック。警察とナヤックの板挟みのブミ。
ラストは思っていた以上にダークでした、なるほど。

インド作品には珍しい性描写もあるが、ちょいとお色気って程度。ヌードや絡みのシーンはほぼなし。男みたいと言われたブミがナヤックにすぐしだれかかってるのが逆に気持ち悪いくらい。でも、ブミがそこまで艷やかになっていないのは、ナヤックが素のブミを愛しているからなのかな。

あ、ブミが旦那をボッコボコにする場面は最高でした
2シーズンを通して意外と面白く楽しめた作品でしたので良ければどうぞ。

 


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・レストランへようこそ(フィリピン、ドラマ)

前に見た「僕のアマンダ」という映画の主人公がまた二人でている作品。

kouhiro.hatenablog.com
フィリピンの中では高級レストランの位置づけの「ハイン」。料理長のチコはちょっと横暴。自分のお陰で店が成り立っていると思い込んでるので、怒鳴り散らすし皿は割るし今で言うパワハラ全開上司。
副料理長のエラ以下従業員は彼の機嫌を取りつつ、毎日厨房で腕を振るう。
ある日チコは運転中に事故にあい昏睡に。
店の運営がピンチに直面するなか、献身的なスーシェフの双肩に、その命運が託されることになるが、そこにコンサルタントが派遣されてきて…。

副料理長(スーシェフというらしい)エラとコンサルタントレイモンド、料理長のチコの影での3人の恋愛模様(というほどでもないか)、フィリピンの伝統料理を見ることが出来る作品。

ちょっと見てるだけでは味が想像できないようなメニューが多い。フィリピンに旅行した人ならあああれ!ってなるのかな?
毎回ハインに来たお客のドラマがあって、1話完結型のドラマ。
しかも短いのであっという間に見終わる。

恋愛のほうは、なんじゃそりゃってことで、あくまでも高級フィリピン料理を見るのがいいと思います


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・疑惑のメダリスト オスカー・ピストリウス
 (アメリカ、映画)

私は11日、すなわち今日まで無料公開のLife timeの公式ページで拝見。

生まれてすぐ両脚を失ったオスカーは、その身体能力を活かし、南アフリカ屈指のスプリンターに成長。パラ五輪では数々のメダルを獲得し、2012年には両脚が義足の選手として世界初の五輪出場を果たした。そんな彼はある美女と恋に落ちるのだが…。

filmarksより

世界でも知られる有名な選手で、南アフリカーではスーパースター。
しかしこの映画を見る限り、かなりこの人は性格に難あり。
自分の地位と名誉を守り、世間の自分への変なニュースが出回らないように、他人に罪を被ってもらったり、我を通すあまり他人の感情を後回しにしてやりたい放題の様が見て取れる。

これが100%本当なのかは知らないが、ストーカー気質であり常に彼女を束縛化に置き、男性と一緒のところを見ようものならビッチ扱い。

常になにかに怯え、銃の携帯を欠かさず警備員付きの高級住宅街に住む。それでも人を疑うことは止まないオスカー。

日頃はやんわりとした表情、話し方をするが、一度豹変すると危険な暴走運転を初め、相手を怒鳴り散らし「これが俺だ」と言わんばかりに服従させようとする。

付き合っていた彼女を殺したのか、それとも侵入者と間違って誤射したのかは彼のみぞ知るところだが、まぁ限りなく黒に近いグレーだと思う

邪魔だから、鬱陶しいから、反抗的だから殺した。こんな風に感じた。
だって犬だって車で平気で轢いて更にトドメで撃ち殺す人だよ?

確かに育ってきた環境や南アフリカという危険な地域にいる限り、銃は必要かもしれないけども、それまでもDVで通報されていたりと通常以上に暴力的な人格であったことは間違いない。

何度かの裁判の後、去年の11月に仮釈放、今年初めに自宅に帰っている模様。

Youtubeでは今日までだけど、通常配信としてAmazon prime、Hulu、U-NEXTで見ることが出来ます。


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君の名前で僕を呼んでは配信終了がなくなったみたいでありがたきー。またマイナーな作品が見れるわぁ❤

ボリウッド「地上の星たち」☆彡

2本目続けてボリウッド行きまーす!
惰性で観ていかないと観ないうちに配信終了してもうたってことになるので。

これを観終わったらあとは名作「君の名前で僕を呼んで」が残っているだけなので勝ったも同然。いや、何に(笑)

地上の星たち(インド、映画)

はいきました、165分。ラガーンの224分よりかはぐっと短い。
でも長い。2時間45分。

ただ踊らない、いや1回しか踊らない。だから短くなったのか?
まさか。その代わりサウンドトラックの歌が多くて、その度にセリフは止まる。それがなかったら多分120分だったな。

 

あらすじ
中流家庭に生まれた8歳の少年は、仕事人間の父、優しく美しい母、成績優秀の兄のもとで、空想力が豊かな自分の素質を持て余していた。勉強に身が入らず、教師にもさじを投げられた彼は、父親の命令で厳しい全寮制学校に転校することになる。そんな中、臨時教師として赴任してきた美術教師と出会った彼は、真の才能を少しずつ開花させていく。


8歳の少年イシャーンは全く勉強が出来ず3年生を留年。友達からは馬鹿にされ先生からは毎日叱られ。テストは0点なので親にはもちろん見せない。
兄は成績トップ、運動能力も抜群。なのにこんなにも出来が違うと親はイシャーンが怠けて勉強をしないだけと怒る。
ある日学校で廊下に立たされた日、そのまま学校を抜け出してさぼり街を徘徊。それが親にバレこっ酷く叱られ、ついにイシャーンは全寮制の寄宿学校に送られてしまう。

新しい学校に行っても何一つ理解できず、親も兄もいない生活でどんどん孤独感を深めてしまい毎日が絶望でしかない彼。
ある日美術の先生が代わり、臨時講師のニクンプ先生がやって来る。初日にマントを被り笛を拭き歌い踊る変わった先生。
好きなものを描いてという授業に、絵が得意なはずのイシャーンは何も描けずにいたため、ニクンプ先生は彼のことが気になり他の先生に彼のことを尋ねるも…


主役はあくまでもイシャーン演じるダルシール・サファリーです。アーミル・カーンは今回は準主役。
ストーリーが進むに連れ、少年が「ディスクレシア(失読症)」であることが解ります。私は発達障害なのかなと思いましたが、学習障害の一つである上記の障害でした。

そこから一気に展開が広がりだします。

前半はとにかくイシャーンが罵られ叩かれ、好奇心旺盛でいたずらっ子の顔だったのが何一つ表情が変わらない無感情に様になっていく暗黒のような話。

後半は先生が彼に解るような読み書きの方法で文字を覚え、だめな子からの脱却と輝かしい未来の始まりです。

(出典元:Netflix

この映画はちょっと長いけれどもかなりおすすめ。
アーミルが出てくるところまでは非常に辛いストーリーが長々と続くので心が折れそうにもなりますが、ニクンプ先生がイシャーンがなぜ失読症だと解ったのか、それからの乗り越えていく様はとてもワクワクします。


面白いことにこの子役のダルシール・サファリーは2024年またアーミルと何か共演されたようですね。


ラガーンよりもこちらのほうが私としてはオススメ。だけどNetflix以外で配信していないようです。ネトフリももうすぐ終わるので他で配信されるといいのですが。

昨日からボリウッド

最初に謝罪します。

歌も踊りも3回目ぐらいになるとしんどくなって、飛ばしました。

飛ばすと15分は短くなるね、長い映画は苦手です


・ラガーン(インド、映画)

また貴方ですか、アーミル・カーン。ほんとよくお見かけしますね。
あらすじなんてどこかのサイトから引っ張ってこなくてもごく簡単。

イギリスに統治されていた頃のインド。とある地方の藩は雨が降らず乾いた大地。そのような村々でも藩を統治するイギリス軍に年貢を納めなければならないが、その年は干ばつが酷く全く雨が降らなかった。一人のインド人がイギリス人将校の癪に障り、クリケットでイギリスチームが負けたら3年間年貢を免除してやるが、我らが勝てば逆に3倍払えという条件を突きつけられる。
インド人の村人チームが3ヶ月の練習でイギリス軍を負かすことができるのか?


これを224分かけて作品に仕上げたもの。
小学生でも理解できる内容に224分!
長すぎて半眼になるねん、ホンマ


そこにちょっとしたロマンスと所謂インドの身分差別(カースト)もぶっ込んで、勧善懲悪の形で大団円。あ、ネタバレになってしもた。

そうです、これが内容です。
かなりの時間を試合の時間に割いているにも関わらず、私はクリケットのルールが理解できなかった。
何イニングもなくて、お互い1イニングずつ。それなのにスコアが300点を超えたりとか???いや、点ではなくランと言っていたな。

なんでもいいんです、勝つのか負けるのかなので。
それにしてもイギリスのことをかなりこっ酷く言ってて、なかなかセリフ的には凄い。この憎き白人め!!みたいな。これ黒人が言ってたら完全に問題発言だけど、インド人だから許されるみたいな。

・誰でも理解出来るストーリー仕立て
・はっきりしたエンディング、盛り上がる
・子供が見てもダメな場面はない

↑いい点
↓うんざりした点

・取り敢えず汗臭そう(ゴメンナサイ、映画が長いと余計なことを考える)
・あまりにストーリーが極端。年貢3倍とかヤクザかよ
アーミル・カーンが美味しいところを持って行き過ぎ
・ちょっと中だるみ程度ではなくワンシーンでも時間をかけ過ぎるほど長い
クリケットのルールが解らないと面白みが減る部分も大きい

面白いというか解りやすいから見たあとで引っかかる点が残らないのは良かったと思います。あと、ヒンディ語なのでボリウッド英語を聞かなくてもいい点も良き。インド映画はヒンディの方が味があるので。

ただ、「きっと、うまくいく」よりかは劣るかなと。あれはかなーり良かった。
これはまぁまぁかな。ただこれを私は2日に分けて観ました、疲れたので。

まだもう1本ボリウッドが残ってる…やっぱりアーミル・カーン
Netflixアーミル・カーン贔屓なのでしょうか?


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たんたんさんに愛を込めて

神戸にある市立王子動物園にて療養中だったジャイアントパンダのタンタンさんが虹の橋を渡られました。

震災で被害の大きかった神戸に中国から10年間の期限で来たコウコウさんとタンタンさん。赤ちゃんにも恵まれましたが1度は死産、もう一頭は数日後に死亡。
コウコウさんにも先立たれ、長い間王子動物園のパンダ舎にひとりのんびり佇む毎日でした。

平日の午後に動物園に行けば、好きなだけパンダさんを見ていられる。
並ぶ必要もなく、大抵は寝ていておしりを向けられていましたが、耳が丸くて手足が短くてなんか愛らしい姿が堪らなく可愛くて。

地元紙神戸新聞では旦旦的廿年(タンタンの20年)という記事が掲載されていたり、神戸では本当に愛されてきました(ネットでも読めます)。

3月半ばからチームタンタンからのXによるタンタンの近況が止まり、もしかしたら…というのが頭をよぎってはいましたが、現実の物となってしまいました。

私が最後に会いに行ったのは2008年。
10月の無料になった開園日の日でした。

パンダ、始めは寝てたけど帰りはむしゃむしゃ笹食べてた♪
かわいー。行ってよかったー。

なんて軽い感想笑
実際タンタンさんとコウコウさんを見たのは数回です。
近年は神戸どうぶつ王国の方へ行くことが多かったので。

いつ行っても見られるし。そう思っていたら永遠に会えなくなるんです。
園内坂があって、ちょっと疲れる動物園なんですよね。
それがネックでして。

ありがとう、たんたんさん。貴方はずっと神戸のお嬢様です。
10年という期間限定がいつの間にか24年の月日になりましたね。
チームタンタンの皆様方、毎日かわいい姿を届けていただいて本当に有難うございました。
北区の淡河(おうご)の竹を管理してらっしゃった住民の皆様、中国から体調管理のために来神されていらっしゃった先生、有難うございました。
#また明日ね ではもう会えないけれど、お空の上でコウコウと赤ちゃんと仲良く過ごしてください

 

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いつもの映画のコーナー

リーガルマインド~裏切りの法廷~アメリカ、映画)

今日はNetflixではなくYoutube【公式】プレシディオチャンネルでの期間限定公開している無料作品の一つから。期間限定と言いながら結構長い期間公開されています。

あらすじ

アンダーワールド」「トータル・リコール」のケイト・ベッキンセールが主演する法廷サスペンスドラマ。腐敗した法システムと戦い続けてきた女性弁護士のケイトは、そのストレスからアルコール依存症となり、娘の養育権を失ってしまう。娘との関係修復のため、依存症から抜け出そうと努めるケイトは、ある日、殺人事件で有罪判決を受けた女性レイシーの弁護を依頼される。涙ながらに自分はやっていないと訴えるレイシーに冤罪の可能性を感じたケイトは、事件の真相を調査。さまざまな偽証が明らかになっていく。裁判はケイトとレイシーにとって好転し、最終弁論の日を迎えるが……。
Youtubeの番組紹介より

まあしてやられる系の法廷ドラマ。
コメント欄には「いい映画でした」「面白かったです」のような感想が多いですが、普通よ。というか…

タイトルでネタバレしてんじゃねーよ!

御免なさい、取り乱しました。
だって原題は「The Trials of Cate McCall」。
翻訳するとケイト・マッコールの試練。全然違うじゃん、これは邦題ミスでしょ。

ネタバレしてるので簡単に言うと、終身刑の女性が「私は無実なの…」と幸薄そうな顔でこの弁護士に訴え続け、法廷で無罪になるかどうか。更にそこからあーたらこーたら。

1時間半で短めによくまとまりました。
敏腕弁護士の姿と娘にはあまり慕われていない母の対比は良かったと思いますが、会えないからってすぐ小さい娘に携帯電話を渡したり、母親としては確かに向いてないなーと思う面も。
てか別れた旦那はマイクロソフトに就職って恐ろしく凄い出来る人だな。

私は日本の裁判所に見に行ったり裁判員として呼ばれたりもないので、どのように実際やり合うかは知りませんが、これに限っては

嘘つき合戦で騙したほうが勝ち

みたいな作品でした。宣誓なんて意味ないよ。

ご覧になりたい方は ↓ ↓


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サムネで更にネタバラシドン!
ここまで来たらいつ騙しに来るのかばっちこーい(笑)あほらし。

ドラマを見終わったのでやることない

急に暑くなって春どころか夏みたいですが、それでも一応春。
というわけで、眠いです。常に眠いです。


待望の桜が咲き始めました。我が家から近い公園は割と桜が植わっていたのですが、どれも老木で結構枝をバッサリ切られたり。
昔は(汚い公園なのに)、どこからか人が来てはシートを敷いて花見してる方もいたんですけどね。

今年は入学式辺りが満開なのかもしれません。
本来はそれが季節としてちょうどだったのに、気候変動で早く早く咲くようになってしまっていたので、たまにはこういう年もいいものだと思います。

あーーー、暑い。アイス食べたい。

シェイムレスも期限ギリギリに滑り込みセーフで見終わりました。
が!めっちゃ面白いところでぶった切り終了なので、イライラして仕方がありません。
全編見たわけではないので、感想もへったくれもありません。

というわけで、通常運転の「適当に見る」を再会していきたいと思います。
が、眠いんです。歩いていても眠い。今の時期は車の前に飛び出さないように気をつけます。
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いつものNetflix感想コーナー
パンチドランク・ラブアメリカ、映画)

なんじゃコリャ。最近主人公がブチギレる作品を選んでしまってるのか?
これも予習がなくて、タイトルだけは知っていたから配信期限ギリギリ滑り込みしたんですが…

主人公のバリー・イーガンが取り敢えず変な人。
旅行に行かないのにマイルが溜まりまくるキャンペーンをしている会社の商品を買い漁ったり。ちょっとしたことでストレスが溜まりものにぶち当たりまくったり。

大体テレフォンセックスにかけて、カード番号や家の住所や電話番号、社会保険番号なんかも聞かれて、不審に思いながらも全部ペラってしまい犯罪に巻き込まれたりして、脇が甘いったらありゃしない。

7人いる姉からは、彼女の一人もいないことを心配され一人の女性を紹介される。

早速食事に誘っていい雰囲気になるものの、女性リナから「お姉さんから聞いたんだけど、昔犬小屋を作っていて途中で怒り出して、ハンマーを振り回して窓を粉々に叩き割ったってホント?」と聞かれる。
「姉貴の作り話だよ」と答えた後、お手洗いに~と席を立って店のトイレを破壊しまくる。このキレっぷりがやばいんだけど、自分を救うことにもなるからなんか可笑しい。かといって、恋に落ちたリナの前では決して怒り狂った態度は見せたりはしない。その辺はわきまえてる、みたいな?

このバリーの恋がうまく実るのか、山あり谷ありだけどもコメディタッチで描かれたこの作品。90分なのでキレっぷりが鼻につく前にまとまっていい感じ。

マイルのために買い漁った山のようなプリンはどうするんだい、とな。

名作ともいわれるけれど私の中では迷作。何だありゃ…


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今回は公式の予告が全く見つからなかったので、どなたかが上げていた予告を貼っておきます。

「タクシードライバー」デ・ニーロ若過ぎ

タクシードライバーアメリカ、映画)

タクシードライバーとして働くベトナム帰還兵のトラビス。戦争で心に深い傷を負った彼は次第に孤独な人間へと変貌していく。汚れきった都会、ひとりの女への叶わぬ想い――そんな日々のフラストレーションが、少女との出逢いをきっかけに、トラビスを過激な行動へと駆り立てる!!

ソニー・ピクチャーズより

(出典元:ソニー・ピクチャーズ)

何にも予備知識がないまま観ました。何じゃあのモヒカン頭は。

疎外感を抱えていると言っても、世間と交われないわけでもなくタクシードライバーとしてうまく雇われているように見えるんですけども。夜眠れないというのは帰還兵として今で言うPTSDなのかな、と考えられますが。

大統領候補応援事務所の女性に一目惚れ?してつきまとい、デートまでこぎつけるものの結果的に愛想をつかされてしまう、だってデート先がポルノ映画館。

ある日彼のタクシーに少女が駆け込んできたものの、男性に引きずり降ろされてしまいます。その少女こそ若き日のジョディ・フォスター。若干12歳にて売春をしていることにショックを受けるもののどうにもすることが出来ずにただ見ているしかなかった。

 

タクシーに乗って世の中を見ているとあまりに混沌とし汚い世界。それを彼は自分の手で綺麗にすると考え、売人から銃を何丁も購入。
鏡に向かって銃を構える自分に酔い、「この街のゴミを(犯罪者や娼婦など)綺麗にする」ために銃を持ち歩くようになる。

最初は街の食料品店に居合わせた強盗。躊躇なく犯人に発砲。
そして口約束ばかりで何もできそうにない大統領候補自身の暗殺も企てるものの、寸前で気づかれてしまい逃走。この頃には狂気が漂い始め、頭はモヒカン姿に。

標的を12歳のアイリスを売春から救うことに変えたトラビスが、売春を取り仕切っている男やビルの管理者を次々に発砲。

ヒェぇぇ!!私の嫌いな撃ちまくりじゃないか!!
しかもみんな即死じゃないからもう血の海地獄。

そこからラストは何故ああなった、と言いたいがもうどうでもいい。

これは名作なの?とりあえず私の苦手な「ダークすぎる世界観」「何でも撃てばいいと思ってる」要素が満載すぎて個人的にはあかんやつ過ぎました。

邦画でもたけしとか絶対観ないからね、ヤクザとかギャングとか大嫌いなんですよ。もうそこまでのシナリオじゃないけれど。。。

自分の手で綺麗にする=皆殺しという極端な考え方が恐ろしいんだけども、こういう人は世の中生き苦しいから余計に追い込んでいってしまうタイプなんでしょうね。

私のように面倒くさいが口癖でどうでもなんでもいい性格なら、「ああいう奴らとは知り合いになりたくない」程度で狂気は止まっていただろうに。

ああ、恐ろしい。銃のある国と夜歩けない国には小心者だから住めないわ

 


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アカデミー賞はほぼ下馬評どおりですね

3.11

辛いことも悲しいこともまだまだ山積しているとは思いますが

どうか前向きに歩み続けてください。

神戸の街が多くの方のお陰で復興を遂げたように、

歩みは遅くても止まることは無いはずだから。

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さて、アカデミー賞の発表がありました
WOWOWには加入しておりませんのでリアルタイム視聴は出来ませんでしたが、続々と情報が更新されて、あれまーほぼ下馬評通りとなりました。

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私としては頑張って視聴した作品が、ほぼノミネート止まりだったのが残念。マエストロのメイクアップ&ヘアスタイリング賞は獲ってほしかったところ。

短編実写賞の「ヘンリーシュガーのワンダフルな物語」だけは受賞しました。

ま、有力作品をほぼ観ていないのでこればっかりは仕方がないです。
映画館に日々通われて鑑賞されている方にとっては納得の結果になりましたでしょうか。

 

日本映画の「ゴジラ-1.0」は多くのブロガーさんやSNSで絶賛されておりましたので、視覚効果賞受賞がなんとなく行けるかな?と思っていましたが、長編アニメーションで「君たちはどう生きるか」が受賞したのは「おおっ」という思いです。

この映画は見る人の感想が二極化していたので、スパイダーマン予想の方も多かったですね。多分私がこの作品を観たら「わからん」と言っていたでしょう。

ジブリが今では苦手になってしまった私は、この先も観ることが無いんですが…

アカデミーを追って何作品か観てきましたが、ナイアドも雪山の絆も予想していたより面白く見れたし、ヘンリーシュガー~もあのような映画製作作品も実に新鮮でした。

ラスティンとマエストロは、ちょっと私の中では佳作止まり。
個々の俳優さんは素晴らしいものがありましたけど、作品としては賞受賞までは?という感想でした。

何やらロバート・ダウニー・Jrがやらかしたとかもニュースで見ましたが、私は映像を見ておりませんので何とも言えません。

さてもうすぐオッペンマイマーの公開ですね、これは大ヒットになりそうだ!

 

さて、3月中旬になりましてーー

 

大変だ!Netflixカレンダーに「シェイムレス 俺たちに恥はない」の公開終了予定が載りました。3月31日まで、え?ええ?
約1時間作品×1シーズン12作品×5シーズン=???

圧倒的に時間が足りない!
ただこの作品は全11シーズンなんです、Netflixでは5シーズンまでしか公開されていないんですね。前に放送をしていたWOWOWはまだ権利を持ってるのかな?以前U-NEXTが突如第6シーズンのみ配信して、これまた突如終わったらしい。

ですからもし5シーズンまで観終わっても、その先はどこにも配信されていないんです。配信予定もなし、困ったなぁ。

めちゃくちゃ面白いというか、出てくる人は90%以上の割合で「犯罪・麻薬・暴力・下ネタ・アルコールでベロベロ・モラル皆無」状態。アメリカ・シカゴの貧困地域に住む7人家族を取り巻く話なんですけど、とにかく一人で観ていても「なんでそうなんねん!」と突っ込んでしまいます。

絶対お子さんの前で観てはいけない、付き合ってもない好きな人と観ちゃいけない。下ネタが通じない人、正義感で溢れてる人の前でも観ちゃいけない。

とりあえずは頑張って観れるところまで観ます。

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・いつものNetflix感想コーナー

7番房の奇跡(トルコ、映画)

韓国版は救いようが殆どない辛すぎる映画として有名ですが、トルコ版は大丈夫。

あらすじ

軍司令官の娘を殺害した罪で投獄され、愛する娘と離れ離れになった知的障害者の男。死刑判決を受けながらもひたすら無罪を訴え続けるが…

Netflixより

ざっくりし過ぎだわ。


トルコの海の近くで、母と娘と暮らす知的障害を持つ男性メモ。ある日街で観た「ハイジの絵が書かれた赤いリュック」を娘オヴァが見て欲しがります。
りんご飴を作って祭りで売ってお金を稼ぎいざお店へ行ったところ、軍の幹部の娘が先に購入した場面に出くわし、小競り合いに。結局相手に購入されてしまいました。

そのリュックを買った軍の幹部一家と友人がピクニックをしているところへ、メモが家業の羊の世話をしていたらまた出くわします。

そのリュックを背負った幹部の娘がメモを茶化すように海辺の岩の断崖へおびき寄せ、「危ないよ」と注意したにも関わらず落下…

メモは海に飛び込み娘を海から引き上げましたが、既にとき遅しでした。ちょうどそこへ娘がいなくなったのを探しに来た幹部が見つけ、メモが殺したと思い込みます。

ここからが悲惨の一途を辿っていきます。

殴る蹴るの取り調べ、知的障害を持っているのですが容赦はありません。しかも自白調書は捏造。そのまま刑務所へ。

刑務所では雑居房の仲間が最初こそ酷い態度を取っていましたが、動物や昆虫1匹すら大切に扱い優しい心を持つメモに「あいつに人殺しなんて出来るのか」と共感を得始めます。


(出典元:Filmarks)


この娘ちゃんオヴァがめちゃくちゃ可愛くて利発で。お父さんはある日突然いなくなって会えなくなるし、おばあちゃんはいつ天国に行っちゃうか解らない年齢だし。でもお父さんは無実だって言うのを信じて、目撃者を探したりとってもいい子なんです。

この女の子が刑務所の仲間の機転で雑居房に潜り込むのですが、凶悪犯罪を起こしたおじさんらにニコニコしながら話しかけていくんです。そこでみんなの心が浄化してくんですよ。
強盗犯に「お金が必要だったの?」といって、ポケットからお小遣いをあげようとしたり。キュンキュンしちゃいます!

 


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韓国版で打ちのめされた方もトルコ版なら大丈夫と言いたいところなんですが、Netflixでは3月14日に配信が終わります。観たい方はお早めに。
ちなみにFilmarksでは4.0の高評価ですね、私はもうちょっと差し上げたいです。