頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

同じ本を4冊目

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二十歳の原点高野悦子です

最近の方はあまり知らないだろうけど。

オークダーキなら知っているのかもね

一冊目はとっくにボロボロで廃棄。

2冊目は当時の相方に送付。

3冊目、ついにボロボロで落丁が激しくなり諦めることに。

4冊目の購入と相成りました

実はそれ以外に「昔の単行本」も持っているのですね

今の復刻版には一切の興味がないんだけれども。

もう初めて知ったのが10年位前なので、どんな出会いだったのかもすっかり忘却の彼方、

多分図書館で何気なく借りたのだと思う

所謂安保闘争というのが解らなくて、政治的なものは本として読めないから

(一応頭パッカーンしてから読めるジャンルの好き嫌いが激しい)

団塊の世代の知り合いのおっちゃんにメールで聞いたりして

噛み砕いて読み続け、京都に一人で行けばココがあの舞台の・・・なんて

雰囲気を味わったつもりをしてみたり。

ついでに奥公平に出したものの、そちらはあまり好みではなかったなぁ

樺美智子はさすがにもういいやってな。

私は著者に共感しているわけではなくて、純粋に文体に惹かれて手元に置いているのですね

もうどこらへんに何が書いてあって、と記憶しているほど。

この人にしても今のSEALDsにしても違っているようで同じ。

現代のデモをする彼らは

「昔の安保闘争とは違う、自分たちはカッコよく主張する」というスタンスがあるようだけれど

彼女も「民青は政治の臭がする、全共闘はカッコヨイ」と記していて

私にしたら、若者は人からの見た目も重要に感じているところは大事なんじゃないか?と

捉えるんだけどな。

まぁもう一つ言えば「民主の為、自由平等のため」って完全なる矛盾だよね

平等を謳うなら「まさに共産主義」だわな、インターナショナルでも歌ってろやと。

数を暴力というならば、自分たちの12万人デモ(笑)も数を強調しないでいいじゃないかー

貧富の格差なら共産主義の中国の方がどう見ても酷いんだけどね

私はこの本から「思い込みによる敗北感の暴走」ということに危険しか感じない

だから手本に読めなんて言わない

今の若い学生に言いたいことは

我正しいと理論武装(今の人はそれすら出来てないけど)だけをしないで欲しい

アベ政治を許さない、という言葉は別に構わないけども

出来もしない消費税撤回や、外国人参政権賛成の共産党の見かけの政策に

踊らされないで欲しい

ということかしら。まとまらんなぁ~