朝、新聞をめくっていたらこの文章が目に飛び込んできて固まった
「毎日、毎日、心配で心配で寝られない」
当時22歳の川端康成が7才年下の婚約者と連絡が急に取れなくなったときに
書いた手紙の一文だそうです。
相思相愛だった彼らの中に何があって婚約破棄になって
絶縁に至ったのか、それは彼女の「伊藤初代」さんが語る「非常」な部分が
明らかになっていないので解りません。
「恋しくって恋しくって早く會わないと僕は何も手につかない」
だけどこの手紙は投函されずに彼の手元に残されたままだったそうで。
でも一時期にしろこれほどまでに激しい恋愛を経験出来るというのは
幸せなもの。その後の打ちのめされた思いは想像出来るものを超えていますが。。
決して婚約者の初代さんが裏切った。。とは思えません
「私のような者でもいつまでも愛して下さいませ」
汽車の響きを聞く度に東京を思い出し涙したと言います。
何かの「非常」が降りかかり、自分を押し殺して別れをお願いしたのでしょう。
「毎日、毎日、心配で心配で寝られない」
大げさでもなんでもなく、ずっとこのことばかりが頭の中をぐるぐるとまとわりつき
何も手に付かない姿、よく解ります。
私は・・私は、、今の状態がずっと続くようならもう何も考えたくないから
本当に死んだほうがいっそマシだって、いつも葛藤します
眠れないのは怖くて、薬の過剰投与の毎日です(安全な薬ですが)
メールがなる度に愕然とし、私がまるでこの世に存在しないかの如し。
1月に約束してもらったことはなんだったんだろう。
あんなに解ってもらいたくて一生懸命声を振り絞って出した言葉は
なんだったんだろう。お互い理解しあったじゃないの
傷つけたなら謝ろう、友達なんだから。
上辺の言葉じゃなくって、その場しのぎだったのだろうか
うるさい女との話を切り上げるためだったのだろうか
笑えるわけがないじゃないか・・