頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

月夜の下にて思うこと

元から愛想のいい性格ではありません。

だから人からも浮いた感じでした。誰にも全てを打ち明けることは

ありません。

素のままでいると無愛想といわれる。

だから悪いと思ってテンションを上げると反動が来る。

私は私でいることも許されないのでしょうか。

社会人としては本音と建前を使い分けて日本人的に丸く治めるのが一般的なのでしょう。なんかそうしてきたはずなのにいつの間にか出来なくなっているようです。本音を押し殺している自分がいます。そうすることがいいんだよと言い聞かせる自分がいます。もちろんそれなりの考えがあってのことですが。

愛想が悪い 言葉使いが悪い くそ生意気 人の話を聞いていない

ココロが塞いでいるときに明るくするのは無理です。

自分がいっぱいいっぱいのときに人の話をしっかり聞くのも

無理です。

たとえその人が楽しくうれしい話であっても同調できません。

残念だけど共有できないのです。

最近思うに、私はいろんな人の足を引っ張ってる気がするのです。先を見ようとする人に対して、一歩下がって「ふーん・・」と立ち止まって背後を見ているような。どうぞ置いていってください、私はここにいるからって。

それとなんというか、立ち入ってはいけないところに入りすぎて、自分の惨めさを感じます。

私には何もない。それが救いであり不幸です。

それでも月の光は万人に降り注ぎます。

上を向いたから気付いたわけですが。

カラコロ、サンダルばかり見ていても転ぶ時は転ぶのです。