頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

報道するな!

一度簡単な自死方法が伝わると、どんどん連鎖反応で全国にてその

方法で決行されてしまう。

少し前は煉炭だった。今はいわゆる「毒ガス」。

今日の@niftyのトピにてこんなニュースを見て憤慨した。

J-CASTニュース

 入浴剤と洗浄剤を混ぜ合わせてガスを発生させ、これを吸って

自殺するケースが社会問題化している。たとえば、「アマゾン」で

問題の入浴剤を検索すると、関連商品として自殺に必要な品一式が

表示される。ネット上には「これは自殺の勧めだ」という批判が

出ている。

報道するから商品が検索される。もちろん化学系に強い人だと、

こんな混ぜ合わせはわかりきったことかもしれないが、一般人が

簡単に買えてしまう事が、生き詰まった人の「救い」になって

しまっているのだ。それが問題なのだ。

商品にはなんの罪もない。普通に地味に昔から売られている2つの

製品だ。昨日の段階でも、近くのドラッグストアでは普通に販売

されていた。この商品が好きだと言う人には大迷惑な話だろう。

入浴剤などは発売規制にならないかと心配さえする。

amazonに限らず「この商品を購入された人は、このような

商品も購入されています」とお薦めが出るところもある。

実に機械的なお薦めである。ありがたいにもほどがある。そのまま

カートに入れられきっと売られているんだろう。

毎日毎日どこかの町で決行されてしまった自殺が報道される。

いい加減やめないととはどこのマスコミも思わないのか。

首吊りの1件は報道されずとも、毒ガスの自殺の1人は報道する、

その違いは何か問いたい。回りを巻き込む危険性?

というか、自殺を報道する。これに何のメリットが?

報道の自由言論の自由?何でもそれで済まされていいのか。