やっと薬害C型肝炎患者さんの救済に総理が重い腰をあげたという
ところでしょうか。
でも、あくまでも薬害の方だけなんですよね。
日本のC型肝炎ウィルス患者さんで、薬害患者さんは少しだけだと
思います。
あとは、昔の集団予防接種のときの、注射の回し打ちによる感染、
輸血などによる感染の方が多いのだけど、この方々は救済など
ありません。
C型肝炎ウィルスを持っておられても、全く発症しない方ももちろん
おられます。だけど発症してウィルスが活動すると慢性肝炎、肝硬変、
そして肝ガンの恐怖と戦いながら治療するしかないのです。
インターフェロン注射による治療は、高額なうえ体力的にかなりの
副作用との戦いのあり、かなり辛いのが現状。
前働いてたクリニックでも、入院前でのインターフェロンを患者
さんに打ったりしていましたが、発熱・倦怠・嘔気などに悩まされ
仕事も長期休職など、いろんなリスクがあっての治療でした。
中には途中で断念された方もいます。
インターフェロン以外にも、週3~4日通って、注射をされている
患者さんも少なくありません。
(*数年前の記憶ゆえ、間違った思い込みがあったらすいません)
薬害というからには、国が責任を怠っての感染。危険と判って
いながら感染の疑いのあるフィブリノゲンを許可し続けたのだから
しっかり責任を取るべきです。
予算的に誰がこの救済に何千億かかっても文句をいうでしょうか。
田辺三菱も救済に協力させ、いろんな箱物建設など無駄を省けば
予算はどこからでも出てくるでしょう?
国民の命は常に最優先であらねばなりません。
もっともっと早く決断すべきでしたね、総理。
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