頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

思い出が・・・

短大時代の2年間通いつめた場所が、あの

阪神淡路大震災で燃えてしまった。

あれから10年。

一度も訪れる事はなかった。

しかし、何の因果か、私の主治医が「そこ」に

開業し、通院する羽目になった。

この前は雨が降っていてあまりうろうろしなかったけれど

今日、用事があって、クリニックにお邪魔した後、

ゆっくりと街を見渡し、そして泣きそうになった。

あまりにも違っていた。何もかも記憶の中の風景が

夢だったのではないかと思うほど、

違っていた。

まだまだ空き地だらけ。人口が戻らない街。

あんなに家がひしめき合って、あちらこちらで

井戸端会議をしていたおばちゃんたちは、

どうなったんだろう。。。

辛すぎる光景。神戸はまだまだ復興していない・・・