頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

先生の背中が・・・

昨日の月曜日にふと思いました。私はまだ「ここ」

にいるけれど、今日から14日分のお薬を出す人に

「どうぞお大事に…」と声を掛けてあげることがもう

出来なくなってしまったと。

どんなに懇意にして頂いてもらっている患者さんでも

名前を直接呼んでくださる患者さんでも、遠くに感じて

しまう。急に悲しくなって涙が出そうになって、必死で

こらえて午前中頑張り通しました。

職場を辞めることはもうこころの中で整理はついている

けれど、患者さんにはとてもいい人が多かったから、

その人々と「他愛もない話」を出来なくなることが、

今、いちばん辛く感じます。

今日は自分が会計をした人には、全員笑顔で見送り

ました。まだお会いする人も多いし、一人一人大切に

接していくことが「今の私に出来る精一杯の恩返し」。

患者さんから教えられることも多かったこの職種を

今はとても誇りに思います。

そうそう、いつもよりN先生の様子が違って見えました。

なんか疲労が溜まっているような、どことなく元気さが

見えなくなっています。ため息もなんか多いし、昨日

お昼の検査が終わって帰られる姿を窓越しに見たら、

別人みたいでした。大きい背中が寂しそうで、とても

気になります。私はちょっとしたことでも「先生~」って

話し掛けるんだけど、みんな気付かないのかな・・。

先生、例の事で忙しいだろうけど倒れないようにね。

それから、ストレスで食い気に走っちゃだめだよ。

陰ながら、本当に心配してるんだからね(^_^;) 

                  たんちゃん 拝

今日のBGM・・・一青窈の大好きな「ハナミズキ