頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

特別な思いの一冊

今日、図書館で始めて本を借りました。高校生の

とき以来です。

気になる本がありました。でも、もう10年くらい前の

本だし、この本を買って手元に置いておく・・のも少し

ためらうかなあ・・と考えていました。

タイトルを書くといろいろと個人情報に引っかかって

しまうので、あえて出しませんが、私の高校時代の

日本史の教科担任をされていた先生の本です。

たった3ヶ月の教科担任だったけれど、辞められる

ちょっと前に行われた実力テストで、思いがけず

いい点を取った私を、すごくすごく誉めてくれた…

そんな誉めらるなんてこと、日常生活ではありえない

から、本当にうれしかったものでした。

でも、あっという間に私たちの前からいなくなって…

あのままずっと1年間日本史教えてもらっていたら、

私、今ごろきっと違う職業に就いていただろうな。

短かったけど、私にはとてもいい先生だった。

でもあの一件は、何も残っていない、ココロの中には。

先生、あの時みんなの前で思いっきり誉めてくれたこと、

決して忘れません、ありがとう…