頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

凄い4冊。

自分が死にたくなった時、個々の防衛策が

あるでしょうけど、私の場合は、生きたくても

生きられない運命にある人の本を集中的に

読む事にしています。

生きられなかった・・・過去のほうが多いかもしれません。

今回はまた「能面」無関心・無感動・無気力が

襲ってきたので、ちょっとこの人は癖があるから

嫌だな・・・と思っていた「柳美里」の4部作を

一気に読んでしまいました。

「命」「魂」「生」「声」。

一気に読んでよかったと思う。1冊ずつなんて

読めない。気になって。

言わずとしれた「東由多加氏の末期癌闘病」と

「子供:丈晴君の出産、育児」の壮絶な数ヶ月の

毎日。

それを活字にしたものです。

読んでいる人も多いと思う。

物凄いインパクトがある。何しろ4冊。

同じ名前の羅列が4冊。

刷り込まれる、想像だけど、あくまでも場面は

想像だけど、どんどん刷り込まれる。

あと2年なんとか生きたかった。。。

今回はやられたなぁ・・・。