頬杖のココロの奥

気がついたら頬杖を付いている私が斜め上を見ながらぼやく日々

秋を探しに

昨日歩き回った性で、今日は頭はぼー、足は筋肉痛で使えません。

一昨日、一睡も出来なかったので五木寛之の「百寺巡礼」を

読んでいたのですが、そのまま京都へ行ってしまいました。

私鉄の企画キップなので、安いのですが時間が物凄くかかり

日頃JRしか利用しない私はかなり疲れちゃいました。

行き当たりバッタリの行程は以下の通り。フリガナ入れます。

南禅寺~無鄰菴(むりんあん)~廬山寺~御苑です。

てか、難しい漢字が出なくて大変・・

なんぜんじ~むりんあん~ろざんじ~ぎょえん  です。

地下鉄「蹴上(けあげ)」から歩いてすぐ、南禅寺へ。

ここはお寺の庭の散策だけだと拝観料要らず。

山門に登ったり、寺内の塔中(たっちゅう)へ行くと、拝観料が

別途かかるんです。だから私は今回は無料で散策~~。

Nannzenji_2

なんて言っても南禅寺永観堂は紅葉のメッカなのですごい

混み具合でした。

そこから歩いて10分くらい?

今度は無鄰菴(むりんあん)へ。山縣有朋(やまがたありとも)の別荘

です。350円の拝観料。

こじんまりとした池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)のお庭ですが、

紅葉もいい具合。そんな素敵なところなのに人がいな~~い!!

10組くらい?凄く空いてるので、ここはお薦めですね。

歩いていろいろ買い物したりお店眺めたり地下鉄で移動して

今度は廬山寺へいこうと思ったら、途中に新島襄の私邸が公開

されていたのでGO。にいじまじょうと読みます。

ここは水・土曜日だけ公開されているそうです。

しかも名前を書くだけで無料。おお、また無料!

素敵なコロニアル方式の家はとってもハイテク。なんと明治11年

建築なのに、セントラルヒーティングがついていました。書斎や

洋間など家中見学出来て、しかもやっぱり空いています。

はい、ここもお薦め。

そのまま廬山寺へ。400円。紫式部に関係のあるお寺だそう。

お庭は枯山水で雲を表す苔が素敵な配置でした・・が、なんだか

雑誌?の取材なのか一人の女性がお着物で縁側の一等地を占め

インタビューされてました。おい、写真とるのはわかるけど、

ある程度とったら、端っこ行ってよ・・なんかドン引き。。

お庭風情があるのになぁ。。

向かいにある梨木神社ではとても美味しい湧き水がでています。

市民の人がタンクやペットボトルにお水をどんどん汲みに

来ていました。私も500mlのボトルに少し頂きました。

(なしのきじんじゃと読みます。)

京都御苑のなか、フラフラ歩いていたら、拾翠亭という昔の

お公家さんの別宅が公開されていました。(しゅうすいてい)

100円の拝観料。でも、金・土しか公開されていません。

書院造りの数奇屋風(すきやふう)の建物はとてもこじんまり。

とてもお公家さんの家とは見えません。窓から見えるお庭が

とても素敵で、池には綺麗な橋がかかっていました。

ここまでで時間は午後の3時。

あとは四条へお買い物をして帰りましたが、とにかく人だらけ。

流石連休でしたー・・ il||li _| ̄|● ガーン il||li